ザターン 1.37

マグナムブースター ザターンは、福岡県北九州市にある遊園地、スペースワールドのジェットコースターのひとつ。2006年4月29日に登場。なお、「ザターン」というネーミングは「土星（サターン）」に、「The turn」（行って戻ってくる）を引っ掛けたもの。概要インタミン社製ジェットコースターで、油圧ローンチによりスタートから数秒で最高時速130kmに達し、高さ65m・角度89度のタワーを駆け上り、急降下する「ロケットコースター」である。その速さから、総時間は約40秒と短い。「宇宙病『GNS』（Genki Naqnaru Syokogun・元気無くなる症候群）を治療・予防するための大型医療機器の一種」という設定が有り、全体的に病院の手術室をイメージさせる外装が為されている。スタートの前には、スタッフによるジョークの混じったコースターの説明があり、その後「ブースタースイッチ、オン!イグニッション!」（初期には「アルファ・ブラボー・スタンバイ！」）のコールサインで射出される。その中では「スリルのある乗り方」（両手を上空に上げたり、腰に当てていわゆる「ペンギンのポーズ」を取ることにより、急降下時に「体が浮く」感覚を味わえる）「世界各地にある同じコンセプトのジェットコースター」（完成した時点では世界に8台しか無かった）などの豆知識が語られることもある。備考他のアトラクションと比べ、非常に厳重な安全管理が敷かれている。まず、身長制限を徹底するため身長計が設置されており、基準を満たすかどうか曖昧な場合は搭乗禁止となる。手荷物の持ち込みや、ポケットに物を入れた状態で乗ることは原則禁止されており、「紛失・破損があっても施設側は責任を取らない」旨が何度も語られる。乗り場には荷物を納めるコインロッカー室が設置されており、これに伴ってザターン前の案内看板には、「ザターン搭乗には100円硬貨が必要です」という記述がある。搭乗者は上部のハーネス、下部のバー、そしてそれら二つをつなぐ縦のシートベルトの三つの器具で固定される。関連項目スペースワールドドドンパ (コースター)外部リンクザターン