Meinong 1.99

Kaohsiung,
Taiwan

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美濃区(みのうく、びのうく)は、台湾高雄市に位置する市轄区。地理美濃区は高雄市中部の丘陵地帯に位置し、県東端の荖濃渓の源流地であり、荖濃渓とその支流である美濃渓が区内を貫いている。熱帯気候区に位置するため高温多湿であり、年間平均気温は23℃、年間降水量は1,500から2,000mmに達し、丘陵及び山河口では2,000mm以上となっている。年間最低気温は21.6℃、最高気温は28.4℃となっている。歴史1736年(乾隆元年)、広東省嘉応州出身の林豐山と弟の林桂山ら40数家族が移住、開墾して村を建設し、瀰濃荘と称した。瀰濃は原住民の民族名である、または、原住民語でサツマイモを指すなどの説があるが、定かでない。「瀰濃」の音が日本語の美濃に似ていることから、日本統治時代に美濃と変えられた。高雄県美濃鎮という呼称であったが、2010年12月25日に高雄県が高雄市に編入され、美濃区と改称された。近隣の六亀区、杉林区と同様に、六堆と称される住民の多くが客家人の地区の中心に当たり、高雄市街地の主要な住民がホーロー人であるのとは異なる。経済特産品にタバコの葉、マンゴー、手漉き紙、紙の傘などの工芸品がある。米どころとしても有名。鎮内の多くの飲食店は客家料理を売り物として提供している。とりわけ、「粄條」(バンティアオ)といううるち米で作るライスヌードルの一種(太いビーフン)が名物として台湾では著名である。ほかには当地で「野蓮」と呼ばれるタイワンガガブタの炒め物や、トウガン、キャベツなどの煮込み料理が名物となっている。