ラポニア地域 1.42

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ラポニア地域 ラポニア地域 is a well known place listed as Landmark in -NA- , Restaurant in -NA- ,

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ラポニア地域(英語: Laponian Area / フランス語: Région de Laponie)は、スウェーデンの世界遺産の一つである。スウェーデン語では単にラポニア(ラポーニア、Laponia)と呼ばれる。ラップランドのうち、スウェーデン領内の自然が多く残る山岳地帯を対象とし、行政上は、ノールボッテン県のイェリヴァーレ(Gällivare)、ヨックモック(Jokkmokk)、アリエプローグ(Arjeplog)の3つのコミューンにまたがっている。文化遺産としての側面は、サーメ人(ラップ人)の伝統的生活文化が残されている地域として評価されたものであり、日本語では「サーメ人地域」「ラップ人地域」などと訳されることもしばしばだが、ここではスカンジナビア3カ国の政府観光局による日本語サイトの表記に従い、「ラポニア地域」とする。文化総面積は約9400km2 で、定住民族が暮らしているにもかかわらず手付かずの自然が残されている地域としては、世界最大級である。この地域に暮らす先住民族は、伝統的にはトナカイを追って暮らしてきたサーメ人(ラップ人)である。ただし、かつてのソリを使った移動生活は減少傾向にあり、定住生活をするサーメ人も増える傾向にある。また、移動手段もスノーモービルやオートバイも普及するようになっており、伝統的な生活にも変化が見られる。自然登録対象のほとんどは国立公園や自然保護区だが、その広大さゆえにそれぞれが多様性に富んだ際立った特色を備えている。登録地域の95%は国立公園または自然保護区である。国立公園はムッドゥス国立公園(Muddus)、パジェランタ国立公園(Padjelanta)、サーレク国立公園(Sarek)、ストーラ・ショーファレット国立公園(Stora Sjöfallet)の4つ、自然保護区はシャウンニャ自然保護区(Sjaunja)とストゥッバ自然保護区(Stubba)の2つである。残る5%は、スリチェルマ氷河地帯(Sulitelma)、チューオルタ渓谷(Tjuoltadalen)、ラパダーレン三角州(Rapadalen)である。