DEVGRU 1.88

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Abbottabad,
Pakistan

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DEVGRUは、アメリカ海軍の特殊部隊であるNavy SEALsから独立した同軍の対テロリスト特殊部隊である。概要DEVGRUは元々1979年に発生したイランアメリカ大使館人質事件における人質救出作戦であるアメリカ陸軍の特殊部隊であるデルタフォース主導の「イーグル・クロー作戦」(1980年4月24日~同25日)における任務失敗を教訓として同年10月に海軍中佐であるリチャード・マルシンコにより便宜上、Seal Team6として発足した。そして1987年に現在のDEVGRUに名称が変更された。(正確には1998年頃までSEAL TEAM6の名称を使用していた模様)本部についてはバージニア州ダムネックに所在する。部隊管理上はアメリカ海軍特殊戦コマンドの直下におかれるが、作戦上はNavy SEALsと違い、デルタフォースと同じく統合特殊作戦コマンド(JSOC)の指揮を受ける。DEVGRUは公式には、アメリカ海軍特殊戦コマンドで運用される陸・海および空挺における戦術と技術の試験・評価・開発を担うものとされており、アメリカ政府ではDEVGRUがJSOCの指揮下で実際の特殊作戦に従事していることを公式には認めていない。 しかしその任務内容は、対テロ、(大量破壊兵器)拡散阻止、敵国内における高価値目標の奪還ないし暗殺であると推測されている。チーム6発足の過程1978年よりNavy SEALsのチーム1(西海岸)のエコー小隊、チーム2(東海岸)のMOB-6小隊が試験的に対テロユニットとして存在していた。イランアメリカ大使館人質事件での救出失敗に伴い、陸軍のデルタフォースが技能的にカバーしきれない船舶や海上油田のテロに対応するためのユニットが必要となった。そこで元チーム2の指揮官、リチャード・マルシンコに白羽の矢が立ち、チーム2MOB-6小隊主体に編成が始まった。選定基準は実戦経験、体力や実射技能、言語能力などに及んだ。優秀な隊員たちを引き抜かれたチーム1とチーム2は当然快く思わず、しかも予算の限られた両海岸のチームに比べてチーム6は湯水のように予算を使っていたことからその後暫く確執を生むこととなる。