ＲWＣ ごとう 1.34

『ＲＷＣごとう』とは？

小規模の専業農家です。
Rockwool 培地を利用し、胡瓜を養液栽培しています。
水稲も少し栽培しています。

ＲＷＣとは、Rockwool culture の略で、ロックウール（石を溶かして人工的に作った綿）と言う培地を使って養液栽培しているので、頭文字を取ってみました。

本来、Rockwool 培地は、『掛け捨て式』と言って、培養液を掛け流しにして、再利用しないのが、通常と言うか常識です。
ですが、我が園では、『循環式』にて栽培しています。

通常では行われない循環式にする事で、利点も出て来ますし難点も出て来ます。

利点としては、循環式にする事で培養液（肥料）を捨てないので『肥料の節約』が出来る事です。

もう一つは、肥料を捨てない事により、環境（地下水）への負荷を出来るだけ減らせる事です。

温室を建設しているだけでも、環境には負荷を掛けていますので、肥料は使い切る様に心がけ、少しでも環境に負荷を掛けない循環式に取り組んでいます。

以下、追情報。
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Rockwool （岩綿）とは、玄武岩、鉄炉スラグなどに石灰などを混合し、高温で溶解し生成される人造鉱物繊維だそうです。 建築物などの断熱材や培地として広く用いられるほか、吸音材としても用いられています。 耐火性にも優れていることから、アスベストの代替材として広く使われてます。

Rockwool は直訳すると岩綿ですが、石綿（アスベスト）とは、違います。
Rockwool は人工的に作り出された物で、石綿（アスベスト）は天然の物質です。

石綿（アスベスト）は、中皮腫などの原因になると言われています。

Rockwool と石綿（アスベスト）とはイメージ的に似た感じがしますが、基本的に違う物で、発がん性の危険は殆ど無いそうです。

（Rockwool の発がん性については、緑茶やコーヒーと同じレベルだと言われてます。）