谷中霊園 3.66

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〒110-0001 Tokyo, Taitō, Yanaka, 7丁目5−24
Taito-ku, Tokyo 110-0001
Japan

About 谷中霊園

谷中霊園 谷中霊園 is a well known place listed as Landmark in Taito-ku , Cemetery in Taito-ku ,

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Details

谷中霊園(やなかれいえん)は、東京都台東区谷中7丁目にある都立霊園。旧称の谷中墓地(やなかぼち)と呼ばれることも多い。面積は約10万平方メートル、およそ7,000基の墓がある。徳川家15代目将軍慶喜や鳩山一郎・横山大観・渋沢栄一などが眠る。「谷中墓地」と称される区域には、都立谷中霊園の他に天王寺墓地と寛永寺墓地も含まれており、徳川慶喜など徳川氏の墓は寛永寺墓地に属する。概要かつては、感応寺(現・天王寺)の寺域の一部であり、中央園路は感応寺の参道であった。江戸期には、この感応寺で富くじが行われ、「江戸の三富」として大いに客を呼んだ。この客を当て込んで茶屋が参道入り口に立ち並び、現在でもその名残から墓地関係者は中央園路にある花屋のことを「お茶屋」と呼んでいる。中央園路の半ばには、幸田露伴の小説『五重塔』のモデルとなった五重塔跡がある。これは、1908年に天王寺より寄贈されたものであった。この五重塔は、1957年に谷中五重塔放火心中事件で焼失するが、東京都が史跡に指定した。五重塔跡は児童公園(天王寺公園)内にあり、公園に付随する形で駐在所がある。 なお、「谷中墓地」と称される区域には、都立谷中霊園の他に天王寺墓地と寛永寺墓地も含まれており、徳川慶喜など徳川氏の墓は寛永寺墓地に属する。 また、谷中霊園は桜の名所としても親しまれている。中央園路は通称「さくら通り」ともよばれ園路を覆う桜の枝に花が咲くと、まるで桜のトンネルのようになる。現在、公園型霊園として再整備するため、敷地の確保を目的として、使用料の払われていない箇所の無縁仏への改葬や大木など木々の伐採が進められている。開発上の問題点一部、特定の宗教団体が広範囲で借り上げている地区があり、この団体が自ら区分けして多数の信者らに又貸ししている。そのため、無縁仏化してもすぐに次の信者に貸すということが繰り返され、将来的に公園スペースとして利用するために更地化することは不可能に近く、この地区を公園化するにはかなりの歳月を要すると見られている。なお、又貸しは利用規約に抵触している。