青山学院大学 5.39

渋谷 4-4-25
Shibuya-ku, Tokyo 150-8366
Japan

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概観大学全体学校法人青山学院は、明治時代初期に米国メソジスト監督教会から派遣された宣教師たちが設立した3つの学校を母体とするミッションスクールである。学院院長・理事長および大学長・短期大学長を除く設置学校の長はキリスト者であることが義務付けられている(かつては大学長も)。そのため現在でもキリスト教を教育の基本におき、「キリスト教概論」の講義は、建学理念のバックボーンを理解するために必修科目として位置づけられている。校名の由来住所は渋谷区だが、「青山学院」との校名をつけたのは、青山学院の前身の東京英学校が築地から1883年に移転し東京英和学校となった当時は、藤原北家花山院流で江戸時代には譜代大名、明治維新後は華族の青山氏の邸宅があったことから周辺が「青山」と呼ばれる土地で、住所も東京府赤坂区青山南町七丁目だったからである(なお初等部の一部は元小松宮家の土地)。青山南町七丁目は1889年の市制町村制施行に伴い南豊島郡渋谷村(1909年町制施行、1932年東京市に編入され渋谷区となる)に編入、1928年に町名は緑岡町と変更され、1966年の住居表示実施に伴い現在の地名となった。教育および研究青山学院大学は、アメリカの宣教師が建てた学校が前身であるがゆえに欧米型カレッジのリベラルアーツ教育の流れをくんでいる。それゆえ、戦前からの伝統として、知識偏重にならないために、幅広い教養教育(リベラル・アーツ)を重視した方針をとっており、独自に「青山スタンダード」という全学部必修の教養科目の制度をとっている。学生への教養教育カリキュラムを実施する以外に地域社会への貢献と一般人の素養を深めることを目的として各キャンパスで年に4 - 5種の公開講座を実施している。これらの公開講座は週に一度、5週間にわたって行われ、事前の申し込みをしておけば無料で参加できるようになっている。内容・講師の手配は講座を受け持つ教員(持ち回り制)に一任されており、人文科学、社会科学、自然科学のそれぞれの分野において毎年異なったものが開かれている。