大さん橋 3.61

神奈川県横浜市中区海岸通1−1−4
Yokohama, Kanagawa
Japan

About 大さん橋

大さん橋 大さん橋 is a well known place listed as Port in Yokohama ,

Contact Details & Working Hours

Details

大さん橋(おおさんばし)は、神奈川県横浜市中区にある横浜港の港湾施設。1894年(明治27年)に完成した鉄桟橋を前身とし、「税関桟橋」「横浜桟橋」「山下町桟橋」等のさまざまな名称があったが、その後、「大桟橋」に落ち着いた。その他、太平洋戦争後連合軍に接収されていた間は「サウスピア」と呼ばれ、明治の末頃から1970年頃までは「メリケン波止場」とも呼ばれていた。前身施設は名実ともに桟橋であったが、2002年(平成14年)に完成した現在の大さん橋は構造的には“桟橋”ではなく“岸壁”であり、平仮名混じりの「大さん橋」が正式な表記である。横浜港大さん橋ふ頭及び横浜港大さん橋国際客船ターミナルにより構成され、横浜港における国内及び外国航路の客船の主要発着埠頭である。横浜港の象徴的存在であると同時に、横浜市や横浜港における主要観光地としても知られている。日本郵船の子会社・郵船クルーズのクルーズ客船である飛鳥IIは横浜港が船籍港(母港)であり、大さん橋を拠点としている。また、横浜港周遊船であるロイヤルウイングや伊豆諸島への離島旅客航路も持っている。歴史と趨勢横浜開港から大桟橋建設まで横浜港は1859年の開港以来急増する貨物量に対し、イギリス波止場やフランス波止場と呼ばれる艀荷役に必要な小規模の船溜まりこそあったものの、直接岸壁に接岸し荷役を行える施設がなかった。増加一途の貨物量は艀荷役だけでは対応しきれなくなり、接岸荷役を可能にする近代埠頭の必要性が高まっていった。艀荷役は、慢性的な埠頭不足により、近年のコンテナ輸送への質的転換迄、息長くことになるのだが、まずは近代国家に相応しい埠頭を建設することが当時の早急の課題とされた。明治維新直後から井上馨大蔵大輔や、神奈川県知事からの要請等により、1870年に工部省お雇い外国人の英国人技師リチャード・ヘンリー・プラントンによる横浜築港桟橋計画の提案や、1874年には内務省お雇い外国人オランダ人技師ファン・ドールンにより築港計画提案に至り、大隈重信大蔵卿からも接岸荷役体制に向けた築港計画が上申される等、多くの要望があったが実現できなかった。また当時既に東京港建設の機運があり、品川沖に築港する案もあったが、横浜からの反対や財政難により、これも実現しなかった。

OTHER PLACES NEAR 大さん橋

Show more »