若年性認知症就労支援事業のページ 1.9

愛知県 西尾市
Nishio-shi, Aichi 4440313
Japan

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ようこそ!

若年性認知症就労支援事業のページへお越しいただきありがとうございます。

原田範如(ハラダノリユキ)と申します。
1997年から介護の世界に入り、早18年となりました。
18年間ずっと認知症と向き合って、いろいろな事をやってきました。
福祉の資格として介護福祉士、介護支援相談員(ケアマネ)、認知症ケア専門士、認知症ケア上級専門士を取得しております。

若年性認知症を患う方々の、症状の改善と予防、また、経済問題の解決のために、若年性認知症就労支援事業を、この度立ち上げました。

詳しくご説明します。

若年性認知症の方は全国で4万人程度都道府県換算で850人です。数的には少ないですが、男性が多い若年性認知症。

認知症になり、会社を辞めざる得ない状況になりますと、経済的な危機に陥ります。
それにより、妻は、夫の介護をしなければならず、まともに働けない。
子供たちは進学の年齢が多く、志望校を諦める、進学自体を諦めるというケースも少なくありません。

若年性認知症のサービスは、現状ではほとんどなく、39歳以下は介護保険も利用できない。そんな中、認知症は治らないという理由で自殺される方もいます。

若年性認知症のサービスを早急に作らなければいけない状況なのです。
介護保険施設のほとんどを経験した事がある僕は、介護保険サービスでは認知症ケアは限界があると思いました。
認知症ケアというのは、お客様であってはいけないのです。
だからこそ就労支援、これを発展させて就労ケア(僕の造語)を完成させようと思いました。

認知症の方が働く事がなぜ良いのか3つあります。
1、認知症の治癒、軽減につながる。
2、経済的な支援になる。(最低賃金以上での就労の為)
3、生き甲斐が出来て、自分が社会の役に立っていると実感できる。

認知症はいつ誰がなるか分かりません。誰にでも起こりうる病気です。
働く事が認知症治癒、改善に繋がり、認知症予防にもなるという事を知って頂きたいと思います。

1つ目のポイント就労支援で認知症の治癒、軽減に繋がる。
認知症は治らないのではないのか?と思われる方も多いかと思いますが、実は脳の病気だ!という研究チームと脳の病気と決めるには無理があるという研究チームがあるのです。ここでは詳しく説明しませんが、脳の病気でない場合、認知症状が消える、無くなった場合、治った事になるのです。
認知症の発症原因は様々ですが、共通している事があります。
それは、自分の役割が無くなってしまった。という事です。
高齢者の男性に場合、定年後に認知症になる事が多いですが、仕事が自分の役割、家族を支え、守り、新入社員を育てる。
役職付いていない方でも、後輩を育てていかなければという気持ちは少なからずあると思います。
仕事をすることで社会貢献をしているという気持ちの方も多いと思います。その仕事が無くなってしまったケース。

女性の場合の多くは、子供が巣立ち、実家から出ていく。
一人暮らしをしていたが、子供と同居して買い物、家事等をやらなくなった為に役割を失ってしまうケース。

若年性の場合は数が圧倒的に少ないので何とも言えませんが、仕事上の挫折が関係している事があります。
例えば、パソコンが出来なかったり、最新の技術についていけなかったり等です。
どれも自分の存在意義が見出せないでいる状態です。

就労支援で自分の存在意義を見出して頂く。
そのような支援が出来る職場を提供する事で認知症を治癒し、改善し、予防が可能だと考えます。

2つ目のポイントは経済的な支援です。
スワンベーカリーというパン屋さんがあります。
このスワンベーカリーは東京銀座に本部があるFC展開しているヤマト福祉財団です。
そこが障害者に最低賃金を確保した就労支援を2003年に始めました。そこのノウハウを受け継ぎ若年性認知症の方に応用し、支援します。
時給は800円から850円と考えています。
この事業を成功させて正社員になれる様に認知症を改善し、会社を発展させたいと思っています。
若年性認知症の方が正社員になり、社員寮など造れば、施設や高齢者住宅のような高価なところへ入所せずとも家族とずっと過ごせるようになります。

3つ目のポイント
生き甲斐が出来て、自分が社会の役に立っていると実感できる。
ここでなぜパン屋?ということに答えなければなりませんね。
理由は、物を忘れていくという認知症の症状があります。
これは働く時にマイナスになる特徴です。
それを無効化する必要があります。
また、認知症の方はあまり大勢の中にいるとパニックになる可能性もあります。
そうしたことを考えると、作業する場所には人があまりいない方がよく、一緒に作業するけど、二人や三人でやれば効率がよく、生産性が高まるという内容でなければ、まともな給料を支払う事は出来ません。
それに当てはまるのがパン屋さんになりました。
ジャムパンでも何でもいいですが、50個作るとします。
同じものを一緒に作る事で忘れるという認知症の特徴をほぼ無効化できます。
働く場、作業場は厨房で一人か二人しかいません。
お店の中に例えば1万人(そんなに入りませんが)来たとしてもパニックになる事はなく働く事が出来ます。
認知症により自信をなくしたその自信を取り戻す事が出来ます。
パン屋さんで良いのは、おいしそうに食べるお客様の姿を目の当たりにできるからです。その姿を見て、自分は人に喜ばれる仕事をしていると実感できると思うのです。
それが生き甲斐へと昇華するものだと思っております。

パン屋さんを選んだ理由はもう一つあります。それは世界進出が出来るからです。
パンは世界中で食べられています。認知症は先進国を中心に国家プロジェクトで動いています。
そこに就労支援(就労ケア)を取り入れて頂く事が出来ます。世界中の認知症の方々も治していけると思っています。

この世界初の一大プロジェクトに多くの方々の賛同と協力をお願いしたく存じます。

世界で苦しんでいる認知症の方々と、その家族の明るい未来を拓いていくために、篤い支援をどうかどうか宜しくお願い致します。