南稚内駅 3.19

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Wakkanai-shi, Hokkaido
Japan

About 南稚内駅

南稚内駅 南稚内駅 is a well known place listed as Public Transportation in Wakkanai-shi ,

Contact Details & Working Hours

Details

南稚内駅(みなみわっかないえき)は、北海道稚内市大黒(だいこく)1丁目にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線の駅。駅番号はW79。事務管コードは▲121850。第二次世界大戦後から天北線が廃止されるまでの間は日本最北の乗換駅でもあった。特急「宗谷」・「サロベツ」が停車する。歴史南稚内駅は、当初は旭川駅から北上してきた宗谷線の終点として、稚内駅という名前で1922年(大正11年)11月1日に開業した。当初の宗谷線は、後に天北線となる浜頓別経由の路線で建設された。この駅は現在の南稚内駅がある場所からは約1 kmほど北に所在しており、現在の稚内港郵便局のあるあたりであった。稚内港郵便局の向かいにある「ホテル滝川」は、この駅開業以前から現在地で営業しており、駅がある頃は「滝川旅館」として駅前旅館の機能を持っていた。駅は頭端式で建設されており、駅構内には機関庫や客車の留置設備なども設けられていた。翌1923年(大正12年)5月1日に、当時日本領であった樺太と結ぶ稚泊連絡船が開設された。こうして稚内駅は樺太と連絡するための重要な拠点となり、当時数少ない北海道内の急行列車は函館から稚内まで直通するようになった。高官の乗車などを考慮して、一等車も連結されていた。ただし稚泊連絡船の発着する場所までは駅から2 kmほど離れており、その間を旅客は徒歩、貨物は荷車で連絡しなければならなかった。埠頭には待合所が建設され、後にこの施設が稚内港駅へと発展することになった。なお、開設された1923年の8月、宮沢賢治が当時樺太にあった王子製紙の工場に教え子の就職を斡旋するためにこの駅を利用している。1924年(大正13年)6月25日に、天塩北線の兜沼 - 稚内間が開業した。さらに延長工事が進められて、1926年((列車)(列車)|「宗谷」・「サロベツ」王子製紙]]停車駅