野蒜駅 3.33

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Higashimatsushima-shi, Miyagi 981-0411
Japan

About 野蒜駅

野蒜駅 野蒜駅 is a well known place listed as Public Transportation in Higashimatsushima-shi ,

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Details

野蒜駅(のびるえき)は、宮城県東松島市野蒜字後沢にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)仙石線の駅である。高城町駅から東北本線へ直通する仙石東北ラインの列車も停車する。もともと奥松島・野蒜海岸の観光開発のために設置された駅だったが、2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の津波の被害を受けて使用不能となり、仙石線の内陸移設に合わせて海抜22mの新駅舎に移転した。歴史野蒜村と宮戸村(両村とも現・東松島市)との間には宮戸島を陸繋島とする陸繋砂州「洲崎浜」(須崎浜)があり、太平洋・仙台湾(石巻湾)に面していながら波が穏やかだった。この洲崎浜に宮城電気鉄道(現・JR仙石線)初代社長の山本豊次が目を付けて海水浴場の観光開発を計画し、1928年(昭和3年)に「野蒜駅」が設置された。場所は、鳴瀬川河口に建設された野蒜築港と松島湾とを結ぶ東名運河沿い。1931年(昭和6年)には兵庫県神戸市の須磨海水浴場にならい、「東北須磨駅」に改称した。海水浴場は宮電直営で「野蒜不老山海水浴場」(現・野蒜海水浴場)と呼ばれ、砂浜には「野蒜海水浴プール」も設置した。また、駅前には宮電直営のホテルや、長寿館という名称のキャバレーも開業した。宮電はさらに「東北須磨バンガロー村」も設置している。