ニセコアンヌプリ 2.8

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About ニセコアンヌプリ

ニセコアンヌプリ ニセコアンヌプリ is a well known place listed as Landmark in -NA- , Mountain in -NA- ,

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ニセコアンヌプリとは、北海道後志総合振興局かつニセコ積丹小樽海岸国定公園内にある標高1,308.2mの活火山。ニセコ火山群に属しニセコ連峰の主峰である。西側にはイワオヌプリ、ニトヌプリ、チセヌプリなどの山々、北側にはワイスホルンがある。尻別川を挟んで羊蹄山の向かいにあり、世界的なスキー場のある山としても有名である。日本三百名山である。山頂には一等三角点(点名「似古安岳」)が設置されている。山名の由来ニセコアンヌプリはアイヌ語でnisey-ko-an-nupuri(絶壁・に向かって・ある・山)を意味し、明治時代の北海道庁の発行した地図に既にその名があるが、この山の南西斜面を下るニセコアンベツ川(アイヌ語でニセイ・コ・アン・ペツ=峡谷にある川)の水源によることから和人がアイヌ語風に作り上げた「幽霊アイヌ語地名」と言われており、「絶壁に向かってある山」状ではない。本来のニセコアンヌプリを指すアイヌ語地名は、チセネシリcise-ne-sir(家<等脚台形>・のようである・山)と松浦武四郎の残した資料などから推定され、双耳峰であるニセコアンヌプリの山容はまさにその形状となっている。周辺周辺にはニセコマウンテンリゾート グラン・ヒラフ、ニセコ東山スキー場、ニセコアンヌプリ国際スキー場、ニセコモイワスキー場がある。また周辺はニセコ温泉郷を形成しており、五色温泉、昆布温泉などの温泉も数多く存在する。ニセコ観測所跡山頂にあるコンクリート上に「ニセコ観測所跡」なる石碑が建っている。 これは第二次世界大戦中の1943年~1945年の冬季に北海道大学の中谷宇吉郎教授らの研究チームにより、軍事研究である零戦を使った着氷実験が行われた場所である。実験中には山頂でのプロペラ音やエンジン音が山麓まで届き、実験所の明かりも遠望できたという。