清水寺 (みやま市) 2.64

Miyama-shi, Fukuoka
Japan

About 清水寺 (みやま市)

清水寺 (みやま市) 清水寺 (みやま市) is a well known place listed as Landmark in Miyama-shi , Buddhist Temple in Miyama-shi ,

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清水寺(きよみずでら)は福岡県みやま市瀬高町本吉にある天台宗の寺院。山号は本吉山(もとよしざん)。院号は普門院。本尊は千手観音。九州西国霊場第十六番。また、筑後三十三観音28番札所。歴史寺伝によれば、平安時代初期の806年(大同元年)、唐から帰国してまもない最澄(伝教大師)は、1羽の雉の導きで清水寺のある山に分け入り、合歓(ねむ)の霊木を見つけたという。最澄はこの合歓の立木を刻んで2体の千手観音の木像を作り、うち1体を京都の清水寺に安置。もう1体を安置する堂をこの地に創建したのが当寺の起源であるという。柳川藩藩主田中忠政の治世中と推察されている資料「田中筑後守殿家人数並知行付帳」に『五拾四石弐斗 清水寺』とある。また、「延宝九酉年知行取無足扶持方共」(1681年)に『同(高)五拾四石弐斗 清水寺』とあり、藩内寺社では13位の位置付けで建仁寺の下、水田天神宮社領の上に記載されている。1745年(延享2年)には当時の柳川藩藩主立花貞則が願主となって、山門(福岡県指定有形文化財)が建立され、1836年(天保7年)には三重塔(福岡県指定有形文化財)が落成した。