ラス・パルマス・デ・グラン・カナリア 1.32

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ラス・パルマス・デ・グラン・カナリア ラス・パルマス・デ・グラン・カナリア is a well known place listed as City in -NA- ,

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ラス・パルマス・デ・グラン・カナリア(Las Palmas de Gran Canaria)は、スペイン・カナリア諸島州ラス・パルマス県のムニシピオ(基礎自治体)。グラン・カナリア島北部に位置する。サンタ・クルス・デ・テネリフェと共同でカナリア諸島州の州都を務めており、ラス・パルマス県の県都でもある。40万人弱の人口は州内で最大で、スペイン全土で第8位である。歴史この都市の建設は、1478年6月24日、カスティーリャの船長フアン・レホンがグラン・カナリア島の征服を始めたときにさかのぼる。都市は「エル・レアル・デ・ラス・パルマス」(ヤシの陣地)という名前で、ヤシの木があった場所に建てられた。先住民のグアンチェ族との戦いは5年間続き、双方に大量の死者を出したのち、1483年にグラン・カナリア島はスペイン王国に統合された。町は成長を続け、島の政治・行政の中心地となった。数世紀間は経済の重要な中心地でもあり、サトウキビの取引とヨーロッパやアメリカへの農産物の輸出に支えられていた。景気のよいこの時代、町は何度も海賊に襲われ、襲撃は18世紀まで続いた。1595年10月、イギリスの海賊フランシス・ドレークとジョン・ホーキンスの私掠船に襲われ持ちこたえたが、4年後にはオランダ人に町を掠奪され放火された。19世紀には自由港が設立され、経済への大きな刺激となった。この特別な経済制度によってカナリア諸島の経済関係は発展し、港に来航する船の数が際立って増えた。この時期には観光業も生まれ、島で最高級のサンタ・カタリーナ・ホテルが1890年に開業した。1957年から航空機時代が始まり、54人の乗客を乗せた最初の飛行機がガンド空港(グラン・カナリア国際空港)に着陸した。今日では観光業はグラン・カナリア島の経済の主要な原動力となっているが、観光の発展は日光の強い島南部に限られている。人口注: 1940年代の人口増加分には、年代前半に合併された自治体サン・ロレンソの人口が含まれている気候ラス・パルマスは亜熱帯とステップ気候の特徴を持ち、地中海性気候の降水パターンを持つ。暖かく乾燥した夏、適度に温暖な冬を持つ。平均の相対湿度は68%で、3月は65%、10月は71%と変動がある。名所 - 別名サンタ・アナ大聖堂。16世紀から19世紀にかけて建設された。カナリア諸島司教区(Diócesis de Canarias)の司教座である。 コロンブスの家 - かつて政庁として使われていた古い宮殿。クリストファー・コロンブスが滞在したことがあり、現在は新世界探検をたどる博物館として使われている。 カナリア諸島博物館 - グアンチェ族の重要な遺物を見学できる。 ラス・カンテラス通り - ラス・カンテラス海岸に沿った散歩道。この海岸は都市の海岸としては世界一美しいものの一つ。 セントロ・アトランティコ・デ・アルテ・モデルノ - 現代美術館。 ラ・ルス城 - 16世紀に海賊の攻撃から町を守るために建てられた砦。現在は催し物会場として使われる。