アングリル 1.35

Quirós,
Spain

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アルト・デ・ラングリル(Alto de l'Angliru、略称:アングリル)は、イベリア半島北部のカンタブリア山脈、スペイン・アストゥリアス州に位置する標高1,570mの山。概要北東に位置するサンタエウラリアを起点とした場合、水平距離換算17.7km、平均斜度7.9%、最大斜度は23%。起点から10km地点を超えるあたりから急激な勾配箇所となり、同地点から山頂に向かうまでの平均斜度は、11%〜18%程度となる。特に、山頂まで向かう残り約7km地点過ぎからは、平均で20%を超える勾配が待ち構え、残り約4マイル地点過ぎに23%という最大勾配地点に達する。その後も20%を越える勾配が続き、山頂付近でも15%程度の勾配となっている。西側のリオサを基点とした場合、水平距離換算12.5km、平均斜度10.1%、最大斜度23.6%。5km地点でこそ9.1%ほどだが、その後は急激に勾配が厳しくなり、7km地点で22%の斜度となり、その後は10%台へと緩和されるものの、9.5km地点で20%、10.2km地点で21.5%、10.8km地点のラ・クエーニャ・レス・カブレス(La Cueña les Cabres)では23.6%にも達する。その後も11.5km地点で21.5%、山頂直前地点でも20%という大変な勾配が待ち構えている。どちらの地点を基点としても大変厳しい行程となっており、ヨーロッパにおける山岳行程としては、イタリアのモンテ・ゾンコランや、オーストリアのと双璧の難区間とも言われている。ブエルタ・ア・エスパーニャグランツールとも称される、自転車競技、ロードレースのブエルタ・ア・エスパーニャでは、1999年に最初にコースに組み入れられた。2017年までに7回ゴール地点として使用されている。 歴代首位通過者参考文献 リオサ起点の見取り図