澎湖県 1.7

Penghu,
Taiwan

About 澎湖県

澎湖県 澎湖県 is a well known place listed as County in Penghu ,

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澎湖県(ほうこけん)は、台湾海峡に浮かぶ澎湖諸島に設置された中華民国の県。「澎湖」の名称は、諸島の一部である澎湖島、白沙島、漁翁島の3島に囲まれた澎湖湾が、湖のように穏やかであることに由来している。 県政府の所在地は県轄市である馬公市にある。地理澎湖県は大小90余りの島嶼からなる澎湖諸島から構成されており、複雑な海岸線は総延長が300kmに及んでいる。地理の詳細は、澎湖諸島を参照のこと。歴史考古学の調査によれば5千年以上前に粗縄文陶(縄文土器に類似)に代表される新石器文化が存在していたことが確認されている。16世紀以前史料に残る澎湖の記録は『連雅堂台湾通史』の記載になる。それによれば秦前漢の頃に、越の遺民が移住したという。宋代になると澎湖の名称が稗史や方志の中に出現する。また南宋の時代になると漢人の定住も進み、記録の中でもかなり明確に澎湖を理解していることが分かる。1225年に趙汝适が著した『諸蕃志』には「泉有海島曰彭湖,隸晉江縣」との記載がある。1281年元により巡検司が設置され、澎湖は中央の統治下に置かれるようになる。しかし明代になると倭寇の影響により荒廃が進み、放棄された。その後は倭寇の拠点となり林道乾、林鳳、曾一本といった人物が周辺沿岸を襲撃していた。これに対して明朝は盗寇を征伐すべく行動を起こし、1563年には兪大猷が澎湖の盗寇勢力を駆逐し、再び朝廷の支配下に置き巡検使を復活させた。しかし兪大猷が台湾を離れると共に巡検使も廃止され、再び盗寇の拠点となった。