南部 2.2

Kenting, 409
Taiwan

About 南部

南部 南部 is a well known place listed as Country in Kenting , Landmark & Historical Place in Kenting ,

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南部(なんぶ)は山梨県南巨摩郡南部町の地名である。郵便番号は409-2212。地理富士川の西岸に位置し、城山を背に商店街が広がっている。南部氏の郷をはじめ、南部宿など歴史上重要な拠点であった。また気象庁のアメダスが設けられており、山梨県内の天気予報では当地区の名前が頻繁に出てくる。歴史平安時代末期の1180年(治承4年)、甲斐源氏の一族で南部氏の始祖である南部光行が源頼朝から甲斐国南部牧を与えられ、南部氏館や南部城(詰城)を建てたのが当地に関する記録として知られる。この南部氏館は鎌倉時代に光行が陸奥国へ移住した後も在地氏族により使用され、南北朝時代には南朝の拠点として使用された記述がある。現在は南部氏館跡には古井戸の遺構が残されている。鎌倉時代には光行の子・南部実長(波木井実長)をはじめとする波木井氏が当地を治めていた。実長は日蓮を身延山へ招聘して日蓮宗に帰依し、当地に浄光寺や妙浄寺といった日蓮宗の寺院が建立されている。この2つの寺院は現存し、そのうち浄光寺は南部氏の墓石群がある。室町時代になると陸奥国へ移住した波木井氏にかわり、武田氏の一族である穴山氏が河内領の国衆として台頭する。穴山氏は駿河国の今川氏に属して甲斐守護・武田氏に対抗するが、穴山信友の時代には武田氏に臣従し、家臣団となる。信友の時代には本拠を南部から下山(身延町下山)へ移転した。