Baguio City 1.78

About Baguio City

Baguio City Baguio City is a well known place listed as City in -NA- ,

Contact Details & Working Hours

Details

バギオ(Baguio)は、フィリピン北部ルソン島のコルディリェラ行政地域(Cordillera Administrative Region, CAR)にある都市で、この地域の中心的な存在である。概要ベンゲット州の領域内にはあるが、どこの州にも属さない独立した都市である。バギオは観光地であり、近くにあるUNESCOの世界遺産にも登録されているコルディリェーラの棚田群など、見所が豊富で多くの観光客が訪れる。面積は49km2、人口は252,386人(2000年)である。気候高地にあることから年中冷涼な気候で、3月から5月にかけて大統領府などの政府機関が移転する。このことからバギオは「サマーキャピタル」とも呼ばれている。一年を通して平均最高気温が26℃を超えることはなく絶好の避暑地となっている。山岳地帯にあるため雨季の雨は非常に多く、7月から9月はほぼ毎日雨が降る。フィリピン内で台風が多く襲来するのがルソン島北部で、タガログ語で台風(熱帯低気圧)をBagyoというが、これはバギオの地名に由来する。歴史マゼランが1521年にセブ島に上陸して以来約350年間スペインがフィリピンを植民地支配していた。1898年、米西戦争の結果、スペインを破ったアメリカが僅か$2000万でフィリピンを買い受け、以後スペインに代わってアメリカがこの地を植民地とした。その支配はフィリピンが1946年に独立を果たすまで続いた。このアメリカ支配時代、マニラの暑さに耐えかねたアメリカ人らによって避暑地としてのバギオの開発がはじまった。バギオと日本人バギオ開発の当初、道路建設で難渋したアメリカ人は日本人の勤勉さに着目し、日本からの移民にその建設を託した。移民日本人は劣悪な労働条件のもと峻烈を極める自然と闘い多くの犠牲者を出しながらようやく1903年に完成した。道路の名前は建設責任者の名前を取ってケノン道路と呼ばれているが現地では日本人が造った道路と認識されているとのこと。