四万十川 4.1

Shimanto-shi, Kochi
Japan

About 四万十川

Contact Details & Working Hours

Details

四万十川(しまんとがわ)は、高知県の西部を流れる渡川水系の本川で、一級河川 。全長196km、流域面積2186km。四国内で最長の川で、流域面積も吉野川に次ぎ第2位となっている。本流に大規模なダムが建設されていないことから「日本最後の清流」、また柿田川・長良川とともに「日本三大清流の一つ」と呼ばれる。名水百選、日本の秘境100選にも選ばれている。ただし、政府による科学的な水質調査では、全国の調査対象河川の中で際立って水質が良いわけではない。四万十川には支流も含めて47の沈下橋があり、高知県では生活文化遺産として保存する方針を1993年に決定している。地理高知県高岡郡津野町の不入山(いらずやま)を源流とし、高知県中西部を逆S字を描くように蛇行しながら多くの支流を集め、四万十市で太平洋に注ぎこむ。河口附近では「渡川」という名前であるため、水系名は「渡川水系」となっている。清流2つの名前「日本最後の清流」といえば、「四万十川」を想起するほどに有名になっているが、河川法上では1928年から1994年まで「渡川」が正式名称だった。1896年(明治29年)の旧河川法により、1928年(昭和3年)11月1日に「渡川」を法律上の公式名称に採用。その後の昭和39年の新河川法でもそのままだったが、平成6年7月25日に「四万十川」と改名された。一級河川の名称変更はこれが初めてで、この川が「日本最後の清流」として、全国的に有名となり認知されているという実情によるところが大きい。同じ高知県では、知名度では劣るものの仁淀川の方に水質では軍配が上がる。