西武ドーム 5.64

埼玉県所沢市上山口2315
Tokorozawa-shi, Saitama 359-1196
Japan

About 西武ドーム

西武ドーム 西武ドーム is a well known place listed as Sports Venue & Stadium in Tokorozawa-shi ,

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Details

西武ドーム(せいぶドーム)は、日本の埼玉県所沢市にあるドーム球場。プロ野球・埼玉西武ライオンズが本拠地としている。施設は西武鉄道が所有し、株式会社西武ライオンズが運営管理を行っている(一部の施設運営・管理・警備・清掃業務は協栄などに外部委託)。元は西武ライオンズ球場(せいぶライオンズきゅうじょう)という屋根の無い野球場だったが、後から屋根を架設したことでドーム球場となった。ドーム化前は西武球場という通称表記も多く使用されており、最寄り駅の駅名はドーム化後も西武球場前駅のままである。現在はメットライフ生命保険が施設命名権(ネーミングライツ)を取得しており、名称をメットライフドームとしている(詳細は後述)。概要埼玉県の南西部の狭山丘陵に立地し、周囲を緑に囲まれたロケーションの中に位置している。平地にスタンドなどの構造物を建設するのではなく、丘陵地を掘り下げて構造物を設置する手法が用いられており、掘り下げ部の斜面を利用してスタンドが設けられている。掘り下げ式のため、観客は外野バックスクリーン後方の中央口から入場し、外野スタンド外周のスロープ状の通路を経由して、各座席へ誘導する動線が取られている。そのためバックネット周辺の座席へ向かうにはスタンドを概ね半周することになるが、ネット裏のボックスシートを利用する観客には専用の出入口が別途設置されている。1997年と1998年のそれぞれオフ期間に2箇年を掛けて工事を実施し、球場全体に屋根が架設された。だが屋根を支える柱はあるものの、他のドーム球場と違って壁面を設けず、スタンドと屋根の間の全周をフルオープンとして通気性を高めた構造を採用しており、自然の空気を取り込めることから空調設備はない(但し、1塁側3塁側売店部分に巨大スプリンクラーはそれぞれある)。屋根部は外周部がドーナツ状の金属製で、中心部には鉄骨で組まれた総面積17,000m2に及ぶ一重のテフロン膜が張られており、自然光を取り入れることができる。現存するドーム球場の中で最も低コストで造られ、最も環境に配慮した球場として、西武グループでは「自然環境共存型スタジアム」としてPRを行っている。また狭山丘陵の豊かな自然を活かした部分などが評価され、埼玉県が優れた景観の建造物等を表彰する「彩の国景観賞」を1999年に受賞している。壁面が無いため、日本で唯一「場外ホームランの出るドーム球場」である。2001年から2007年まで西武ライオンズに所属していたアレックス・カブレラは、しばしば場外弾を打っていた。また天候条件によっては上段の客席まで雨が吹き込み、雷鳴も屋外と変わらない大きさで聞こえる。