Npo法人えひめ人材ブリッジ 2.45

NPO法人の設立趣旨書は次の通り。

１　趣　旨

現代社会におきましては、各分野の専門家がおられそれぞれが自助努力にて得意分野のスキルを磨いておられます。しかし、一般人からすれば、どの分野は誰の専門分野なのか、資格名や事業所名を見ても判断しかねているのが現状です。したがって、今般、私たちが組織化を試みているのは、ほぼ全ての分野をカバーする専門家を集めるとともに、音楽や料理など資格とは無縁の世界まで包含したプロ集団を組織化することにしました。したがって、私たちの組織を訪ねれば、ほぼ全ての分野の難題課題を解決するお手伝いができることになります。
さらに加えて、会員メンバーには、職場をリタイアしたシルバー層にも加わってもらうことによって、これまで培ってきた知識・技術・経験を無駄にすることなく、社会のためにもう一度労力提供してもらうための支援活動を事業化します。この方々の職の確保、就職支援も事業メニューに加えて、地域社会のニーズに応えるつもりです。
すなわち、我々の組織は、会員たち自らが育成してきた高度な知識・技術・経験を社会のために活用することによって、自分の人生をより輝かせるとともに、地域社会にも貢献することを目的とします。その中で、経済活動活性化（コンルティング支援）・地域活動（まちづくり）・女性経営者や女性管理職のスキルアップ支援などに努め、雇用機会の創出を含めた愛媛県の地域としての社会的価値の向上を目指します。
しかし、我々の目指す事業は公共性が強いことから、営利活動として行う方法は馴染まず、NPO法人として運営し、不特定かつ多数の方の利益に貢献することを目指します。

２　申請に至るまでの経過

今回の事業の出発点は、NPO法人の代表者である東矢が個人的に運営していた「マドンナ経営倶楽部」（以下、倶楽部と言う）がその母体になっています。平成26年4月に発足しました倶楽部は、女性創業者とこれから創業を目指す女性でもって構成され、2カ月に一回、経営の勉強会を開催しており、延べ受講生は60名を超えるに至っています。
しかし、今後は、女性起業家の育成のみでなく、広く地域経済の支援に幅を広げるため、仕事のプロを自認するプロ集団を構成しようとするものです。