国際ふりかけ協議会(International Furikake Association) 2.33

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Kumamoto-shi, Kumamoto 860-0805
Japan

About 国際ふりかけ協議会(International Furikake Association)

国際ふりかけ協議会(International Furikake Association) 国際ふりかけ協議会(International Furikake Association) is a well known place listed as Organization in Kumamoto-shi ,

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Details

 2013年・5月中旬、フラッグス(株)松江慎太郎氏は、「FURIKAKE」をテーマにしたイベント「2013ふりかけグランプリ」を発祥の地、熊本で開催したことをきっかけに、同社では5月下旬にタイで開催された国内最大の食品展示会タイフェックスで熊本の「FURIKAKE」を紹介しました。
 現地の飲食店チェーンオーナーや世界各国のバイヤーなどの来場者から、今まで知られていなかった日本の食文化の一つである「FURIKAKE」の反応はよく、ご飯にかけるだけという簡単さ、栄養価の高さなどから、米文化のあるタイの食卓に受け入れられる手応えを感じました。
 タイは、もともと親日的で日本文化に親しみがあり、また、政府主導で健康的な食生活の啓発活動が行われている中で、日本の食文化への関心が高まっています。
 また軽量であるため輸出にも最適な産品であると確信するに至りました。

 タイをはじめとした東南アジア諸国は、今後、高い経済成長が期待されている地域であり、経済成長と共に国民の生活水準も高まっていくことでしょう。この地域と日本とは、政治、経済、文化にわたる多面的な交流が求められています。私たちは、日本の食文化の一つであり、熊本の地が発祥の「ふりかけ」を、東南アジアをはじめとして世界各国に紹介することにより、かつての日本のように、栄養不足に苦しむ地域の人々や子供たちを手助けするため、タイの学校給食への供給も目指します。また、「ふりかけ」を通して、日本の食文化をはじめ様々な文化を紹介し、日本と各国との相互理解の促進と世界の平和に貢献します。
「ふりかけ」を始め日本の食文化を世界に普及させ、国内の食品関連産業の振興にもつながればと思い、日本と各国との相互理解と経済交流の促進をすることを目的として、フラッグス(株)が旗振りをし、熊本のふりかけ業者や食品関連産業などで「国際ふりかけ協議会」が立ち上がりました。現在、法人・個人会員20社加盟しており、会員同士で原材料と加工の連携を図り商品開発も始まっています。
 協議会はフラッグス(株)に事務局を設置し、現在「ASEANにふりかけを普及するプロジェクト」を具体化するため、ラオス・タイへの市場調査を実施し、ビジネス展開を進めています。

 私たちは小さな「ふりかけ」から、このような大きな夢の実現を目指しています。まず当面取り組む事業として「ASEANふりかけ普及プロジェクト」を具体化しています。
熊本発祥ふりかけとは

 ふりかけの起源については、美味滋養を目的として大正時代から昭和にかけて数ヵ所で考案されたと言われており、業界団体の全国ふりかけ協会では、熊本県で売り出された「ご飯の友」を、ふりかけの元祖として認定しています。
 この「ご飯の友」は、薬剤師の吉丸末吉氏によって熊本で考案され作られました。
当時、食料不足の時代背景の中、日本人にはカルシウムが不足しており、それを補う方法として、「魚の骨を粉にしてご飯にかけて食べる」という発想にたどり着きました。そこで、小魚を乾燥させ、粉末にして調理し、青のり・ごまなどを加えて、美味しく食べられるように加工し、乾燥を防ぐために口の狭いビンに入れてコルク栓をして蝋で固着。これが最初のふりかけ、御飯の友です。
 戦時体制下では栄養食品であるふりかけの軍納は強制であり、御飯の友も貴重な軍納品でもありました。
なぜ、ASEANなのか!?

 タイを中心にASEAN諸国では、日本ブームもあり沢山の日本食の飲食店や日本の食材等が販売されています。
しかしながら近年はまがい物も増え、粗悪な食品も多く市場に出回っています。そんな中、現地の方々は本物趣向が強くなり、
 安心・安全なmade in JAPANの商品でないと売れなくなっています。
また、ASEAN諸国は、国王が支配する「タイ」、社会主義の「ラオス」など様々な国々で構成されていますが、「2015年12月東南アジア統一市場圏」において、経済が統合(通貨以外)され、人口約2億3千万人の経済圏が形成されます。
 2015年12月を一つのゴールとし、米食文化であるASEAN諸国に、乾物で輸出もし易く関税率も低い「熊本発祥ふりかけ」の普及を行う事により、ふりかけをはじめ熊本産のその他の産品の販売や観光等を売り込みます。
ASEAN諸国戦略の為の「タイ」と「ラオス」

 ベトナムからミャンマーにかけて、日本のODAでインフラを整備した「メコン地域東西経済回廊」があります。タイとラオスは陸続きのまさに隣国(県)です。
 ASEANの先進国であり影響力があるタイと、まだまだ栄養価が行き届いていない後進国であるラオスへ、CSRとしてふりかけを配布することは本事業の目的達成には一番の近道です。
 マーケットとしての「タイ」、CSR活動としての「ラオス」の両輪で、ASEANに「KUMAMOTO」を売り込みます。