赤城山 3.6

Numata-shi, Gunma
Japan

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赤城山(あかぎさん、あかぎやま、後述)は、関東地方の北部、群馬県のほぼ中央に位置する山。太平洋プレートがオホーツクプレートに沈み込んでできた島弧型火山である。また、赤城山は、カルデラ湖を伴うカルデラを持つ、関東地方で有数の複成火山である。概要榛名山、妙義山と並び、上毛三山の一つに数えられている。また、日本百名山、日本百景の一つにも選ばれている。中央のカルデラの周囲を、円頂を持つ1,200mから1,800mの峰々が取り囲み、その外側は標高にして約800mまでは広く緩やかな裾野の高原台地をなしている。。中央部のカルデラ内には、カルデラ湖の大沼(おおぬま、おの)や覚満淵(かくまんぶち)、火口湖の小沼(こぬま、この)がある。大沼の東岸、最高峰 黒檜山(くろびさん)の山麓に当たる場所に赤城神社があり、山麓各地に里宮があるほか、関東一円に末社約300社が分布している。中腹にパノラマ展望台がある。地形赤城山は一つの大きな火山体の名称であり、同名の峰は存在していない。 黒檜山(くろびさん、1,828 m) - 最高峰、古期成層火山 駒ヶ岳(1,685 m) - 外輪山。 地蔵岳(1,674 m) - 溶岩ドーム、山頂に複数の通信施設。 長七郎山(ちょうしちろうさん、1,579 m) - 小沼火山の火口縁 大沼 - カルデラ床に形成された湖 小沼 - タフリング、後カルデラ火山 血の池 - 火口 小地蔵岳(1,574m) - 小沼火山の一部で、爆裂火口の小沼を囲む火口壁の一部 鍋割山(なべわりやま、1,332 m) - 溶岩ドーム 荒山(あらやま、1,572 m) - 溶岩ドーム 鈴ヶ岳(すずかだけ、1,565 m) - 溶岩ドーム火山活動形成史赤城山の形成はいくつかの時期に分けられる。古期成層火山形成期、新期成層火山形成期、中央火口丘形成期である。古期成層火山形成期約50万年前、足尾山地と古利根川の間の低湿地、柏崎千葉構造線の群馬県東部部分(利根川構造線)の割れ目で火山活動が開始される。安山岩質(Sio2 54 - 60%)の溶岩とスコリアから成る成層火山を形成した。最大時の標高は2,500m程度と推定される。