7.20東広島デモー大事なことは、みんなで決めたい。 2.18

連絡先：demo.higashihiroshima720@gmail.com

【学生有志が集まった経緯】
私たちは安保法案含め、現在の政治情勢に関心を持っている広島大学の学生です。大学で社会学、政治学、地域コミュニティ研究、マイノリティ研究など、関連しているけれど別々のフィールドで研究をしている学生が議論を交わす機会を持って集まりました。
　私たちには共通の関心が二つあります。一つは、「私たちは安保法案の決定を急ぎすぎているのではないかという問題意識を持って今の政治情勢の話をしているけれど、他の学生や若い方たちはどのような関心を抱き、意見を持っているだろうか」ということです。若者の政治への無関心がよく言われますが、現在のような国のあり方をめぐる白熱した政治状況に対し、賛否を含め、若者はどのように見つめているのだろうか、ということが関心としてありました。
　もう一つは、「私たち自身が若者として、主体的に行動してみることの意義について」です。自分たちの国の政治に対し無関心になるのでも、観客になるのでもなく、主体的に汗をかきつつ積極的な意思表示をしてみる必要があるのではないかということです。政治的無関心と語られてしまう現状があるからこそ、同じ若者と共に政治を考え、行動したいとの思いが私たちにはあります。

　こうした共通の関心・思いを背景として、私たちは活動を始めました。安保法案に対しては、安全保障や自衛隊の位置づけ、平和について、きちんとした議論をしていく必要があると認識しております。しかし違憲であるという判断が有識者見解や国民世論調査等から寄せられている以上、議論の成熟と合意形成に先だって数の力で可決を目指すべきではない、という思いを共有し、議論を重ねています。また安保法案を巡る議論は、国民と政治の関係を今一度問い直す機会でもあるとの認識を深めています。
　別稿で私たちの現状認識と活動の理念を述べます。これに関して賛否どちらの意見もお伺いしたい。また活動の趣旨に共感下さる方は、よろしければ当日歩きながら意思表示をする列に加わって頂けると幸いです。
　　　　　　　　　　　　　　　東広島7・20デモ学生有志一同