浜名湖かんざんじ温泉観光協会 3.58

●舘山寺（かんざんじ）温泉
昭和３３年に開湯し、旅館は１７件。名前の由来は曹洞宗舘山寺より名づけられた。平安時代（810年）に弘法大師が建立したといわれる。中国蘇州「寒山寺」と縁があり姉妹提携を結んだ。

●政令都市・浜松市
北は赤石山系、東は天竜川、南は遠州灘、西は浜名湖と四方を異なる環境に囲まれ、多様な自然が織り成す美しい風景は数々の景勝地を生み出している。浜松市が誕生したのは明治４４年。平成１７年７月1日には天竜川・浜名湖地域１２市町村の合併により、人口は８０万人を越え、現在静岡県１となる。　面積は岐阜県高山市に次いで全国第２位となっている。

●浜名湖・遠州灘
今から５００年前、1498年、明応の大地震と大津波によって、太平洋とつながり海水と淡水が混ざり合う汽水湖となった。この汽水は幼稚魚の成育に大変適しており鰻・スッポン・浅利・車えび・海苔・カキの養殖が古くから栄えてきた。浜名湖には魚類４００種、カニ類８７種、海老類４８種、軟体類１２０種の計６５５種類の魚介類が生息しており、湖としては日本一の漁獲高を誇る。浜名湖の面積は全国１０位だが複雑に入り組んだ湖岸の総延長は長いので琵琶湖、霞ヶ浦に次いで第三位である。遠州灘は主に、遠州、つまり、旧遠江国（静岡県西部）に面することから、この名がある。御前崎から伊良湖岬までは砂丘が広がり、海亀が産卵に訪れる浜辺として有名である。また天然とらふぐの漁獲高は、全国の約30％を誇り全国屈指の漁場である。