笠岡諸島の島おこしは、1997年に笠岡諸島を構成する7つの島の有志によって「島をゲンキにする会」が立ちあがったことをきっかけに始まり、その翌年に「島の大運動会」を開催、以後運動会の継続の他、様々な形で島同士の交流を図り、笠岡諸島全体での島づくりへの体勢の礎を築いていきました。
その後笠岡市で2001年に「島おこし海援隊」が発足、「財政投資ではなく人材を!」という島側の思いが聞き届けられる形で、志願した笠岡市職員と笠岡諸島住民との2人3脚で島づくりに取り組む日々が始まりました。
そして、2006年には住民主導の組織として法人格を取得し「NPO法人かさおか島づくり海社」を設立。さらに勢いを増して、笠岡諸島での暮らしを守るべく、事業を通じた島民のサポートと島外の方との交流に取り組んでいます。