社会福祉法人　寿楽園 2.38

社会福祉法人　寿楽園は昭和27年10月、戦争で身寄りを失った高齢者の生活を支えることを目的に設立されました。それから60年、めまぐるしく変化する時代の中で当法人は高齢者福祉一筋に活動を続け、総合的な高齢者福祉施設へと成長してまいりました。現在、日本は世界一の長寿国となり、超高齢社会を迎えています。時代の流れとともに高齢期に対する考え方は大きく変わり、高齢者を取り巻く環境も著しく変化してきました。従来、家庭の中にのみゆだねられていた高齢期に発生する諸問題は、社会の機能を活用しながら解決していくという考え方にシフトし、次世代に依存していた高齢期の生活も、自立した 生活設計を描くスタイルへと変貌しております。
こうした状況をふまえ、当法人は半世紀以上にわたって積み重ねた歴史と、高齢者総合保健福祉センターとしての機能を十分に発揮し、高齢者の方々に健康で生き生きとした毎日をお過ごしいただけるよう、ゆるぎない信念と確かな信頼のもと、高齢者福祉の支援活動を推進してまいります。