私ども西條蔵の創醸は享保三年(西暦1718年)
以来今日まで河内長野の地で酒造業を営んでいます。
創醸期より明治末期までは「三木正宗」
大正・昭和を通しては「波之鶴」の銘柄で親しんで頂きましたが
昭和46年、天野山金剛寺のご好意、
地元の皆様の声援を頂き古格「天野酒」を復活。
今日では知る人ぞ知る地酒の一つに数えて頂けるまでになりました。
酒造りに適した高品質米を用いて高度自家精白し、
朴訥な南部杜氏が手間暇を惜しまず醸し上げる一滴一滴は、 芳り高く醇らか。
とりわけ『純米造り』に秀でた蔵元として
酒通の皆様から高い評価を頂いております。