池の浦シーサイド駅 2.03

二見町松下1769-18
Ise-shi, Mie 519-0601
Japan

About 池の浦シーサイド駅

池の浦シーサイド駅 池の浦シーサイド駅 is a well known place listed as Train Station in Ise-shi ,

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Details

池の浦シーサイド駅(いけのうらシーサイドえき)は、三重県伊勢市二見町松下にある、東海旅客鉄道(JR東海)参宮線の駅(臨時駅)である。毎年夏期限定で開業している。駅前に干潟があるものの、最寄りの池の浦海水浴場までは徒歩で20分以上かかるため、夏期でも人はまばらである。歴史1989年(平成元年)7月、池の浦海水浴場への誘客を目指して地元の二見町と池の浦観光協会の要望を受けて開業した。東海旅客鉄道が設置する臨時新駅はナゴヤ球場正門前駅に次ぐ2例目であった。当時、池の浦海水浴場の利用客は4万人おり、東海旅客鉄道では1万人の利用を見込んでいた。開業1年目の1989年(平成元年)は7月16日から8月31日まで営業し、名古屋からの臨時快速列車を含む1日33本が停車した。1990年(平成2年)には95日営業し、普通列車だけでなく快速「みえ」も停車し、海水浴客や潮干狩り客が利用した。しかし競合する海水浴場が増えたことや周辺の保養所が減少したことを背景に利用者が減少、2002年(平成14年)には海水浴客はほとんどいなくなった。この頃には年間停車日数が10日前後になった。停車日数・本数が減少する中、二見町では駅の存続要望を続けてきた。それどころか通常駅への昇格も要望している。市町村合併で二見町が伊勢市となってからは池の浦シーサイド駅が話題にも上らなくなり、伊勢市二見総合支所の担当者も「廃止されてもやむを得ない」と朝日新聞にコメントしている。2008年(平成20年)時点で東海旅客鉄道は「わずかながらも利用者はいるので、当面廃止予定はない」としている。2013年度は営業日数4日、1日あたりの停車は列車2往復であった。年表 1989年(平成元年)7月16日 - 開業。駅構造単式ホーム1面1線を有する地上駅。ホームは長さ60m、幅2mである。駅舎はなくホームを隔てたフェンスの向こうは海である。駅入口付近には建物とベンチが長年手入れされない状態で放置されていたが現在は撤去されている。営業期間外にはホーム入り口がフェンスで閉ざされている。駅の管理は伊勢市駅が行っている。