まいんど・そーしゃる・ねっとわーく(msn) 1.83

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治る治り方と云う医学はあまり耳にしたことがないと思いますが、実は、2000年の歴史と伝統を誇る東洋医学の思想を継承したもので、私たちの身体を一つの小宇宙(内なる自然の働き「生命エネルギー」)として捉え、そのバランスが崩れた(異常)ときに「病」が発症すると考える医学です。

その中で病を発症する病因の一つとして挙げるのは、内なる自然の働き「生命エネルギー」です。多くの人は、この自分の実相(生命)に対する悟り(永遠の真理)と、その自覚を持っていないために、間違った考え方、行い方、扱い方をしています。その証拠に「自分は弱い」とか、「ダメである」とか、「自分には出来ない」等の否定語や消極語を平気で安易に用いています。

生命の実相が現象として如実に現れないようにしているもの、即ち、自己を害したり、ブレーキをかけたりしているものは、身についている悪条件です。しかし、この悪条件は初めからあったものではありません。悪いクセや習慣や記憶は、生活の仕方や誤りや偏りを続けたことによって、後天的に身についたもので、意識(心)を変え生活の仕方を修正さえすれば、自由に改善できるものです。身体についている悪条件が「病の因」であり、心についている悪条件が「迷いの因」です。

人間医学では、心と生活のことを特に強く強調します。それは心身の働きの癖や習慣は心の働きや生活の仕方によって形づけられるものだからです。私たちの心身は、一日中心と生活の影響を受けていますから、一日のうち数時間、又は部分的なことだけ治療法、健康法として行ってみたところで、残りの時間の心と生活が不健康法的であるなら、絶対に健康になれないことを知っておいて頂きたいと思います。もう一つには、その人の生き方を挙げています。

習慣それにはまず、病気と云うものが自分の生き方との関わりの上で起きていることを理解して貰わなくてはなりません。たまたまそうした病気になったのではなく、自らの生き方、心のコンディション、生活環境、社会環境、文化生活など、全部ひっくるめた、その人自身の抱えている条件と今の社会のありようが反応した結果として起こっているのです。その反応に無理があると、異常に気づかず病気として現れるわけです。ですから、病気の表面だけをいくら治療をしても本当の意味で治ることはありません。例えば、癌にしても今は患部を切る治療が中心ですが、切ったからと云って、その人の免疫力が強まらなければ、また別のところの癌が出てきます。

今日、若い人も含めて「心の訓練」と云うものから遠ざかっているようです。すべてマニュアルされていないと、自分では何もできないところがあるようです。そのことが病気を治す場合にも関係していて、多くの患者が治るためのマニュアルを期待すると云う傾向があります。どうすれば治るのかと云うテクニックを期待するわけです。しかし、生き方を変えていく上で、一番のポイントになるのは「訓練」と云うことです。訓練と云うのは昔でいえば修行です。大工さんなら、その技術が身につくまでの期間は修行になります。それが最近ではマニュアル化されているわけです。ところが、こうした部分と云うのは、本来マニュアル化に一番なじまないものです。

病気を治す際には、大工さんが修業中に経験したであろう試行錯誤と云うか、漠然としたものを自分の中で組み立てていくことが、非常に大事になってきます。つまり、自分に合ったマニュアルを自分で創ると云うことです。それが[治る]と云うことの本当の意味なのです。例えば高血圧と云うのは、塩分を摂りすぎているためになる症状と云われ、塩分を控えるようにと云う食生活の指導を受けます。しかし、塩分の摂りすぎは、高血圧の原因としてはほんの一部に過ぎません。高血圧の根本には、イライラしたり、すぐカッとくると云う性格・生き方があるからです。過度に活動的で、過度に緊張し、過度に興奮すると云うことが当たり前になっている人が高血圧になりやすいのです。そこでそうした生き方のパターンをどのように変えていったらと云うことになります。girl1

ところが、普通はそういう側面になかなか気づきませんし、気づいたところで、変えられないと諦めて「病気を治すために、自分を悔い改めねばならないのなら、まだ病気で苦しんでいた方がマシだ」等と云う偽りのない心情が働いてしまうのも事実としてあると思います。しかし、そのことに気づいたとき、初めて抜本的な高血圧の治療が始まるのです。その上で、治すための「訓練」が必要になる訳です。冷え症や便秘、リウマチや胃潰瘍なども同じです。いわゆる慢性疾患、長期の病気と云われるものには、全てこうした要素があると考えられます。