ロームシアター京都 3.69

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Kyoto-shi, Kyoto 606-8342
Japan

About ロームシアター京都

ロームシアター京都 ロームシアター京都 is a well known place listed as Landmark in Kyoto-shi , Concert Venue in Kyoto-shi ,

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Details

ロームシアター京都(ロームシアターきょうと、英称:ROHM Theatre Kyoto)は、京都府京都市左京区岡崎最勝寺町にあるコンサートホールである。正式名称は京都会館(きょうとかいかん)。京都市の所有で、開館時の設計は前川國男。1960年(昭和35年)に開館。2012年より一部の改築および改修が行われた。それに伴いネーミングライツ(命名権)による現名称に改称し、2016年1月10日にリニューアルオープンした。沿革京都府内で唯一2,000席の座席を越えるホールである。1960年から1995年まで、京都市交響楽団定期演奏会が行われていた。2010年に開館50周年を迎え、ロゴマークを決定した。また、50年前に開館式が行われた2010年4月29日に、開館記念コンサートと同じ曲目であるルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの交響曲第9番を井上道義が指揮する京都市交響楽団が演奏した。2003年には、DOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築に選定。施設の老朽化に伴い、2012年3月限りで閉鎖して改修(一部は改築)工事に入り、2016年1月10日に新装開場した。この工事費用の捻出のため、地元の電子部品メーカーであるロームに命名権を売却した。契約期間は50年で、総額52億5,000万円という契約である。なお、命名権が適用されるのは改修工事による施設の新装開場からであるが、名称は開場に先んじて発表され、隣接する京都市営バスの停留所名も2014年3月22日から「岡崎公園ロームシアター京都・みやこめっせ前」と一足早く変更された。この再整備計画に対し、国際記念物遺跡会議の国際学術委員会は、前川國男の代表作の一つである京都会館は文化財として重要であり、再整備計画は文化財としての価値に対して取り返しのつかない害を及ぼし、美と調和を破壊するとして、危機遺産警告を発令する可能性を意見書の中で示唆した(ただし、京都会館が世界遺産に認定されているわけではない)。これに対し、京都市は「建物の形状自体がホールとしての機能を低下させており、改修ではデザイン性・機能性とも要求を満たせないため、委員会の意見を取り入れた上で改築を行う」と回答した。結局予定通りメインホール部分は解体され、既存の部分も耐震に関する改修が行われた。施設・座席数メインホール - 2,005席(オペラ・バレエほか総合舞台芸術・コンサート用)。サウスホール - 716席(演劇・コンサート・各種式典用)。ノースホール - 200席(小規模公演およびリハーサル用)。パークプラザ - 飲食店などの施設。2016年現在の中核店舗は蔦屋書店とスターバックスコーヒー。プロムナード - チケットセンターなどが設置されるパブリック通路。冷泉通から二条通への通り抜けが可能。ロームスクエア - 岡崎公園に隣接する中庭の野外イベント会場。