柳生写真館 3.26

沿革 明治25年　柳生　金次郎により創立し、当時日本国内においても、写真館の存在は少なく、県下の業界の創世期を彩った。また、多くの後輩技術者の養成を行った。
2代目　弥三郎は、類い稀な撮影技術者で、岡山の大演習に於いては、県下の写真師の代表の一人として、昭和天皇等の撮影に携わった。また、笠岡の文化の記録にも積極的に取り組み、高島宮、津雲貝塚、津田白印、瀬戸内海風景等の記録写真に多大な足跡を残した。
3代目　正登は、東京の東條写真館で学び、多くの皇室、重要人物の撮影に携わった。当時では、珍しいセピア調色を取り入れたがなかなか、皆様の理解を受ける事が出来なかった。
4代目　篤成は得意の科学知識と写真技術の融合を試み、中国地方では最も早く新しい写真技術（コンピュータ画像処理）の創造と、地方からの情報発信を行っている。
5代目　晋伸は現在日本で最も注目され活躍している女流営業写真家、岡田知子氏に師事し新しい感性を生かすべく多くの分野に活躍の場を求め動いている。