宝塚市「長谷牡丹園」 2.45

約1000年の歴史をほこる宝塚の花き植木産業の中でも、宝塚市と牡丹の歴史は古く、明和3年（1766年）に福島県の須賀川へ牡丹の苗が送られたり、牡丹の生産地である島根県の大根島へも薬用又は観賞用牡丹として出荷されていきました。また、明治33年にフランスのパリで開催された万国博覧会にも宝塚市から牡丹50種250株が出展されました。このたび、宝塚市は、全国の牡丹にゆかりのある地より、里帰り牡丹や文化交流を目的とした牡丹を提供していただき、宝塚市北部の長谷の地に宝塚長谷牡丹園（里帰り牡丹園）を開園いたしました。里帰り牡丹並びに交流牡丹は全国13カ所の地域から寄せられており、宝塚市の牡丹を含め14地域の様々な牡丹が咲き乱れます。