青井 2.12

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青井 青井 is a well known place listed as Landmark in -NA- ,

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青井(あおい)は、東京都足立区の町名。住居表示実施済み。現行行政地名は青井一丁目から青井六丁目。地理足立区中部に位置する。南北に貫流する綾瀬川の西岸に接し、北端を東京都道318号環状七号線(環七通り)が東西に通っている。東部を首都圏新都市鉄道つくばエクスプレスが通り、三丁目に青井駅が置かれている。南部に工場があるが、ほとんどが都営住宅を含む住宅地となっている。東は加平・綾瀬、西は中央本町、南は弘道、北は一ツ家・西加平と接する。地価住宅地の地価は、2014年(平成26年)1月1日の公示地価によれば、青井2-28-14の地点で29万4000円/mとなっている。歴史現在の青井に相当する地域は、江戸時代には全域が武蔵国足立郡淵江(ふちのえ)領に属していたが、所属する村は複雑で、保木間村(二ツ屋新田)・伊藤谷村(兵左衛門切耕地、海道東耕地)・次郎左衛門新田・小右衛門新田・弥五郎新田(精出耕地、丁張耕地)・五兵衛新田・嘉兵衛新田(西新川端耕地、奥耕地、二ツ家耕地、新川耕地)・島根村(海道耕地、精出耕地、丁張耕地)・栗原村(新川耕地、丁張耕地)の各一部であった。このうち、島根村と栗原村に属した地域は、本村から離れた飛び地であった。各村はいずれも天領であったが、島根村のみ天領と安穏寺領から成っていた。『角川日本地名大辞典』によれば、青井に相当する地域のほとんどの耕地は江戸時代に開墾され、見沼代用水や葛西用水を利用していた。青井を流れる見沼代用水は、最末流の八条道添堀であったことと、地形が平坦であったことから給排水に難があり、周辺村と用水をめぐる争いがたびたび発生している。このため、宝暦9年(1759年)には保木間村・次郎左衛門新田・小右衛門新田・嘉兵衛新田・島根村・栗原村の間で浚渫(しゅんせつ)に関する議定が、安永2年(1773年)には下郷3か村(保木間村・次郎左衛門新田・嘉兵衛新田)と上郷4か村(小右衛門新田・島根村・栗原村・六月村)の間で定杭・底樋の改修に関する取り決めが、それぞれ寸単位で結ばれた。