“第三の場”という概念がある。
第一の場は家族や隣人とのコミュニケーションがなされる場所。
第二の場は職場の同僚や取引関係の人と交わる場所。
第三の場は利害関係の無い者同士のコミュニケーションが図れる場所。
私が欲しいのは、どれもとも違う場所。
というより、そんな風に分ける必要を感じない。
普段は家族の関係でも、普段は仕事の関係でも、一緒に何かやりたいことがあるなら、普段の関係なんて気にしない。
色々なバックボーンを持つ人が集まって、想いやアイディアが混ぜこぜされて、新しい楽しみが生まれる場所。
小学校時代の放課後の教室で、一個の机に集まって、誰かが持ち込んだ雑誌を皆で読んだり、誰かが持ってきたトランプで遊んだり。
そんな風にテーブルを使って、勉強会や読書会、カードゲームやボードゲーム、筆文字にイラストやプログラムの講座、料理自慢の持ち込みパーティ、なんてことができる場所。
「遊ぶ」
「語らう」
「学ぶ」
「生み出す」
大阪の本町に生まれた、そんな場所!
薬膳カレーと飲み物は用意できるけれど、あとのことは色々な人と楽しみながら組み合わさって形ができていく。