『KIGUMI(木組み)』とは、木の特性やクセをよみ、材同士がより拘束し合うように組んでいくことをいいます。
法隆寺に代表される社寺建築では、宮大工による丁寧な木組みにより1000年以上ものあいだ地震や風雪に耐えているものもあるくらいです。
私たちは、そんな伝統的な技術をふまえ現代的な感覚・新しい木組<KIGUMI>で自然の木を生かした住空間を、より表情豊かにした家づくりを目指しています。
かつて、木で構成された住空間は日本の伝統的な空間でした。
それは生活の器であると同時に人の心を和ませ、感性や美意識を培ってきました。
自然の材と材の接点に対する心づかい‥‥‥
古来の木組はそのひとつひとつが芸術的にさえ見えます。
節・割れからはその木が生きているという確かな息づかいが感じられます。