おいしいごはんを食べよう県民運動 2.29

中央区下山手通5丁目10番1号
Kobe-shi, Hyogo 650-8567
Japan

About おいしいごはんを食べよう県民運動

おいしいごはんを食べよう県民運動 おいしいごはんを食べよう県民運動 is a well known place listed as Community & Government in Kobe-shi , Community/government in Kobe-shi ,

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運動の趣旨と4つのねらい
兵庫県では、関係団体の連携のもと、お米を通じて、食生活のあり方や農業・農村の役割、世界的な食糧問題について身近なものとして考えるとともに、ごはんを中心とした健康的な食生活の推進を図ることを目的に、平成9年度からおいしいごはんを食べよう県民運動を推進しています。また、平成11年7月には運動の推進母体としておいしいごはんを食べよう県民運動推進協議会が設立されました。

県民運動4つのねらい
①健康的な生活を送るために(生活習慣病を予防する食生活の啓発)
②将来的な食料確保のために(国内食料自給率の向上)
③環境を守るために(水田の持つ環境保全と災害防止機能の維持)
④危機管理のために(震災を教訓に農業・農村の活性化)


おいしいごはんを食べよう県民運動推進協議会 設立趣意書
私たちは、飽食の時代と言われるように、世界の中で最も豊かな食生活を送っていますが、その一方、食料自給率は主要先進国の中で最低水準になっています。地球上ではおよそ8億人の人々が慢性的な栄養不足の状態にあり、21世紀には世界人口の急激な増加や地球環境の悪化などにより、世界的な食糧危機の到来が心配されています。
次世代を担う子どもたちのためにも、私たちが日々消費する食料は可能な限り、国内で自給できるよう努めていく必要があります。
幸い、私たちは、国内で永続的に自給可能な穀物である米を主食に、四季折々の豊かな実りで食卓を彩る独自の食文化を受け継いでいます。食料・農業、健康、環境など幅広い視野に立って、米やごはん食の素晴らしさを今一度考え直し、米を中心とした世界に誇る食文化、豊かな実りをもたらす水田、心のふるさとである農村を将来に継承していくことは、私たちの重大な責務だと考えます。
私たちはこの責務を自覚し、お互いに力を合わせ、食と農の問題を県民一人ひとりの問題としてとらえ、国内で自給できる米のさまざまな役割を問い直す「おいしいごはんを食べよう県民運動」の輪を大きく広げていくことが大切です。
このため、消費者をはじめ生産者、学識経験者、団体・企業、県や市町などが一体となった県民総ぐるみによる運動を展開するため、「おいしいごはんを食べよう県民運動推進協議会」の設立をここに提案し、運動への賛同、参画をよびかけるものです。

平成11年4月1日