本校は,平成18年3月,旧満濃町・仲南町・琴南町が合併し,町としては県下最大級の面積を有する「まんのう町」の南東部琴南地区に位置する。生徒数53名(平成19年度)の小規模校である。
琴南地区は,香川県の中央西南に位置し,阿讃山脈に抱かれた複雑急峻な地形で,地区の総面積の約86%が山林でしめらる中山間地区である。また,人口約3,000人弱であり,近年少子化と過疎化とともに生徒数も減少傾向にある。
そのような状況の中,本校は地域の将来を担う優秀な人材を育成するという大いなる期待がかけられ,ハード面・ソフト面での環境が非常によく整えられている。
また,保護者をはじめ地域の方々からも,学校教育における学力向上や生活力向上といった子ども達の成長への期待をされ,教育活動への多大な協力をいただいている。
生徒は,純真で素朴。あいさつや交通マナーなどの良さは,学校の伝統として継続されている。
すばらしい自然環境と地域の支援,さらには少人数という特色を生かしたきめ細かな教育活動への創意工夫がなされている。