三田 2.92

Minato-ku, Tokyo 108-0073(高輪局管区)
Japan

About 三田

三田 三田 is a well known place listed as Neighborhood in Minato-ku ,

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Details

三田(みた)は、東京都港区の町名。現行の行政町名で三田一丁目から三田五丁目が設置されている。三田一~三丁目は芝地区総合支所管内、三田四・五丁目は高輪地区総合支所管内に属している。地理三田一丁目と三田五丁目の古川(渋谷川)沿いの低地には、住宅地・商店街が混在している。また三田二丁目の高台には高級住宅地が広がり、三井倶楽部(旧三井邸)、オーストラリア大使館(旧蜂須賀侯爵邸跡地)、慶應義塾大学(旧島原藩中屋敷)などがある。三田三丁目には主に商業地が広がる。三田四丁目は寺町となっており、三田台の上下にわたって寺院が数多く存在する。歴史江戸時代は大名屋敷や御家人の屋敷がならんだ。三田四丁目の周辺には旧三田台町の台地が広がり、江戸時代には歌川広重によって月の岬として描かれるなど、風光明媚な地として知られた。目黒区にある三田は目黒三田とも呼ばれ、現在では港区三田とは遠く離れた別個の町であるが、元来は同じ三田郷を起源とする荏原郡三田村の飛び地であり、同一の村に所属していた。現在では、三田キャンパスを持つ慶應義塾大学との関係が深く、別名として使用されている。慶應義塾は芝新銭座で発足したが、当時から慶應義塾で学ぶことを希望する者が多く、すぐに手狭になった。そこで三田の島原藩中屋敷跡地を貸し下げられ(翌年払い下げ)、以来三田を本拠地として活動することになる。このため、塾員も三田という地に愛着をもっており、塾員の集う同窓組織を「三田会」と命名しているのはその表れであろう。地名の由来この地に朝廷に献上する米を作る屯田(みた)が存在したからとも、伊勢神宮または御田八幡神社の神田(みた)があったからともいわれる。