三井住友銀行本店ビルディング 2.53

丸の内1-1-2

About 三井住友銀行本店ビルディング

三井住友銀行本店ビルディング 三井住友銀行本店ビルディング is a well known place listed as Landmark in -NA- , Commercial Bank in -NA- ,

Contact Details & Working Hours

Details

三井住友銀行本店ビルディング(みついすみともぎんこうほんてんビルディング)は、東京都千代田区丸の内に建つ超高層ビルである。 三井不動産が所有し、全館を三井住友銀行が賃借して、本店として使用する。三井不動産にとっては丸の内地区での3棟目のオフィスビルとなる。歴史日比谷通りと永代通りが交わる大手町交差点南西角のこの地には、1974年に地上18階・地下4階建て、高さ80mの日本鋼管本社ビルが竣工した。2001年5月23日には不動産証券化により日本ビルファンド投資法人に売却、日本鋼管が同法人から賃借し、引き続き本社機能を置いた。2003年には、日本鋼管と川崎製鉄との経営統合により名称がJFEビルディングに改められた。 2006年4月には三井不動産が信託受益権の一部を取得したが、2007年3月31日にJFEスチールが本ビルから退去することとなり、同ビルの賃料が収入の大きな部分を占めていた同投資法人は、2006年4月24日付で既存の虎ノ門琴平タワーなど5物件の権利を三井不動産と交換した。三井不動産は、同ビルは完成から30年以上が経過し賃貸ビルとしての商品価値に見劣りが生じているとして建替えを決定、2007年4月より解体に着手した。建築東面と西面は構造柱を外に張り出し、室内に柱が出ない作りとした。柱は室内への直射日光を遮る役割を持ち、外装は割肌の石材で仕上げられている。南面と北面は水平のルーバーが設置されている。エレベータシャフトに隣接して光ダクトが設けられ、13、14、21、22階のエレベータホールに自然光が導入されている。水蓄熱システムや屋上緑化の導入、地域冷暖房の採用などにより、CASBEE基準Sランクの環境性能を実現した。施工にあたっては、平日日中の振動・騒音が問題となるオフィスビルと夜間や休日の静けさが要求されるシティホテルに隣接していることから、24時間施工で夜間に騒音の少ない工程をあてた。通常のビル建設では、1階から地下方向・上層階方向に工事を進める「逆打ち工法」が採られるが、本ビルでは地下部分の埋め戻しによる工期ロスを軽減するため、地下の外周壁を残したまま地下4階から地下1階へのRCの構築と、1階に打設したスラブから上層階方向への鉄骨の構築を並行して行う「二段打ち工法」が採用された。旧JFEビルは大型の建築物であり、全体の工期39ヶ月のうち21ヶ月を地下・地上の解体に要した。