大船渡『三面椿』 2.74

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末崎町中森17 熊野神社境内
Ofunato-shi, Iwate 0220001
Japan

About 大船渡『三面椿』

大船渡『三面椿』 大船渡『三面椿』 is a well known place listed as Tours/sightseeing in Ofunato-shi , Environmental Conservation in Ofunato-shi ,

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大船渡市末崎町中森 熊野神社境内にある御神木。鎌倉時代の神社創建時、付近にあったかなり年数の経った太いヤブ椿を神社の東西南の三方に植えたことから三面椿との言い伝えがされております。創建時から残って居るのは東の椿のみ。近年子苗を西・南に植えて「三面椿」を再生しています。
根元のまわりは約八メートル、高さは約十七メートルで、枝も大きく張り出し、壮大な樹形をしており、専門学者による調査で樹齢1400年以上とのことが解り「日本最大・最古のヤブ椿」と評されて居ります。度重なる台風などにより支幹も数本失われ、樹形も往時を留めてはおりませんが、今なお春先の開花期には樹木全体に赤い花をつけ壮麗な姿を見ることができます。
2011年の大震災時には、神社鳥居付近まで津波が押し寄せましたが、石段三段下で波は左右に分かれ、社殿と三面椿は危うく難を逃れたため、奇跡の椿とも云われ、人々の心の拠り所として、大切に守り続けたいという声が高まっています。