障害のある仲間たちが主人公。
わたしたちは、何よりも障害のある仲間たちが地域で当たり前に働き暮らせる地域づくりをめざしています。それは、どんな障害があっても、平等に保障されるべき人権だと考えるからです。
施設運営にあたっての基本理念は「利用者本位」であり、障害のある仲間たちこそが主人公となる実践と運営をめざしています。また、多くの関係者の意見が反映される民主的な法人・施設運営をめざしています。
さらに、障害児学校卒業後の進路問題や地域の障害者問題を解決していくことがわたしたちの目標です。そのため、行政へのはたらきかけや、関係団体と手をつなぎ、障害者福祉施策の改善に向けた運動を積極的にすすめています。当面は、障害者自立支援法と障害のある仲間たちに利用料を課す「応益負担」を廃止させ、障害者の権利保障を軸とした新法をつくることが大きな目標です。
こうした事業と運動をすすめるために、社会福祉法人あかしあ労働福祉センターは、全国の通所施設やグループホームなどで構成する「きょうされん」に全施設が加盟し、全国の関係者とともに歩んでいます。