金屋町 2.5

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Takaoka-shi, Toyama 933-0841
Japan

About 金屋町

金屋町 金屋町 is a well known place listed as Landmark in Takaoka-shi ,

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金屋町(かなやまち)は、富山県高岡市の地名。中心市街地にもほど近く、かつては高岡銅器産業の中心として栄えた。郵便番号は933-0841。世帯数は196世帯、人口は586人(2010年11月30日現在)。住居表示実施区域。1609年(慶長16年)、加賀藩の藩主・前田利長が高岡城を築城、高岡の町を開いたとき町の繁栄を図るため、1611年(慶長16年)に、金森弥右衛門ほか7名の鋳物師を礪波郡西部金屋村(現・高岡市戸出西金屋)から現在の金屋町に移住させたため、高岡銅器産業の中心となった。現在も千本格子造り(地元では「さまのこ」と言う)の街並みが残り、石畳の道と相まって高岡市の観光地のひとつになっている。2012年(平成24年)12月28日に国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されている。種別「鋳物師町」としては初めての選定である。毎年6月に、地域の祭りとして前田利長の遺徳を偲び御印祭(ごいんさい)が行われる。地理高岡市中部、高岡市街地に位置する。町の南西から南東方向に向けて千保川が流れる。北は金屋本町、東は川原本町・中島町、南は横田町一丁目、西は横田町三丁目・昭和町三丁目と接する。北東角の金屋交差点で昭和町一丁目と一点で接している。歴史金屋町の歴史は、職住一体で展開されてきた。鋳物産業は火災の危険があったため、千保川を挟んで高岡城下町と向かい合っている金屋町に7名の鋳物師が集められ鋳物工場及び宅地用として約5000坪(東西50間、南北100間)の土地を与えて優遇した。個々の敷地は奥に長い短冊形になっており、道路面から順に母家、背後に中庭を設置、その奥に土蔵そして作業場が建っている。これにより作業場から起きる火災から母家への延焼を防ぐ工夫がなされている。この宅地は拝領地や御印地と呼ばれた。また鋳物師らは御綸旨を代々相伝する、諸役を免除される、関所の通過を自由とするなどといった特権を明治維新まで得ていた。