箱根神社 4.48

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箱根町元箱根80-1
Nakai-machi Ashigarakami-gun, Kanagawa 250-0522
Japan

About 箱根神社

箱根神社 箱根神社 is a well known place listed as Historical Place in Nakai-machi Ashigarakami-gun ,

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Details

箱根神社(はこねじんじゃ)は、神奈川県足柄下郡箱根町元箱根にある神社である。旧社格は国幣小社。かつては箱根権現、三所大権現とも称された。祭神 箱根大神瓊瓊杵尊、木花咲耶姫命、彦火火出見尊の3神の総称。 なお、奥宮には以下の造化三神も祀られている。 天之御中主神 高皇産巣日之神 神皇産巣日之神歴史六国史や延喜式神名帳には見えないが、『筥根山縁起并序』(建久2年(1191年)、箱根権現別当・行実編纂)によると、古代から箱根山に対する山岳信仰は盛んで、特に神山への信仰は篤く、神山を遥拝できる駒ケ岳の山頂を磐境として祭祀が行われていた。特に、孝昭天皇の時代に聖占(しょうせん)が駒ケ岳において神仙宮を開き、神山を神体山として祀ったことが、山岳信仰の隆盛に大きな影響を与えたとされる。駒ケ岳の山頂では現在も10月24日に御神火祭が行われており、古代における神山への祭祀の名残を示しているという。天平宝字元年(757年)、万巻上人が現在地に里宮を創建して僧・俗・女の三体の神を箱根三所権現として祀ったと伝える。その後、伝承では、万巻が人々を苦しめていた芦ノ湖の九頭龍を調伏し、現在の九頭龍神社本宮を建立して、九頭龍を守護神として祀ったとされる。社宝の『箱根権現絵巻』には、天竺斯羅奈(しらな)国・波羅奈国の姫君と王子が日本に来て箱根三所・伊豆二所両権現となったという伝承が掲載されている。『吾妻鏡』には石橋山の戦いで敗れた源頼朝を当社の権現別当が助けたとの記事があり、以降、関東の武家の崇敬を受けるようになった。豊臣秀吉の小田原征伐の際に焼失したが、徳川家康が社領200石と社地不入の朱印状を寄せ、社殿を再建した。