桜島武町 1.48

891-1416

About 桜島武町

桜島武町 桜島武町 is a well known place listed as Landmark in -NA- ,

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桜島武町(さくらじまたけちょう Sakurajimatake-Chō)は、鹿児島県鹿児島市の町名。旧大隅国大隅郡桜島郷武村、鹿児島郡西桜島村大字武、鹿児島郡桜島町武。郵便番号は891-1416。人口は554人、世帯数は265世帯(2010年2月末現在)。地理桜島の北部に所在し、火山扇状地の扇端部に位置する。町域の北東には深谷川を挟んで桜島藤野町、南西に長谷川を挟んで桜島赤生原町がそれぞれ隣接しており、北西には鹿児島湾に面している。主に温州みかんやビワなどを中心とした果樹が生産されている。1949年(昭和24年)には地内から武貝塚が発掘され縄文式土器が出土している。歴史先史時代1944年(昭和19年)と1949年(昭和24年)に地内で発掘調査が行われ、縄文期の頃のものと見られる武貝塚が発見された。貝塚の上層からは市来式土器、西平式土器、中層からは上層より古い市来式土器や鐘崎式土器、下層からは指宿式土器、出水式土器が発掘され、他にも動物の骨、磨製石器なども発掘されている。福岡県で主に出土される鐘崎式土器、熊本県で主に出土される西平式土器が発掘されていることから、この頃より九州各地との交流が行われていたとされる。武の成立岳という地名は戦国期より見え、大隅国向島のうちであった。天文6年の本田紀伊守宛島津勝久宛行状に記述が見えるのが地名の初見であるとされる。天正元年以降は北郷時久領となった。近世江戸期には大隅国大隅郡桜島郷(外城)のうちであり、村高は「天保郷帳」では297石余、「旧高旧領取調帳」では350石余で、桜島では最大の石高数であった。このころより、武村と称されるようになった。安永8年の桜島大噴火では噴石や降灰による被害が甚大であり、村民は鹿児島城下に避難した。