東光寺(静岡市清水区横砂） 2.62

東光寺の歴史
　 　戦国時代天文年間（1532～1554年：鉄砲が日本に伝来した頃です）に温仲和尚によって現在地より北方の地に、創建されました。
　その後衰退し、慶長年間に一輪和尚によって中興されました。
　再び衰退しますが、宝歴年間に通天和尚により堂宇が再建され、安政年間には松洲和尚が庫裡を再建し盛衰を歴史に繰り返します。
　その後、清見寺蓉嶺維禎禅師の法を継ぐ九代洪堂義範禅師（明治四十一年没）法系開山となり寺門は一新します。
　門扉は普通のお寺のものとは違い、昔から格子門として有名である。
　昭和十六年、臨済宗全本山の統合が行われ、臨済宗諸派（十四派）が合同して臨済宗と称し、方広寺派管長足利紫山老師が合同臨済宗の初代管長に推されました。（戦後もとの十四派に復した歴史がある。）この足利紫山老師は、若いころ当寺で洪堂和尚について修行しまた。


　東光寺の宗派
臨済宗妙心寺派です

　本尊
　東光寺の本尊様は薬師瑠璃光如来（薬師如来・秘仏）です。この薬師瑠璃光如来は、行基作と伝えられています。