霞が関ビルディング 3.04

3-2-5 Kasumigaseki
Chiyoda-ku, Tokyo
Japan

About 霞が関ビルディング

霞が関ビルディング 霞が関ビルディング is a well known place listed as Business Service in Chiyoda-ku ,

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霞が関ビルディング(かすみがせきビルディング、略称:霞が関ビル)は、東京都千代田区霞が関三丁目にある地上36階、地下3階、地上高147mの超高層ビル(オフィス・商業複合施設)。所有者は三井不動産。概要一般に日本最初の超高層ビルとして知られている。設計は山下寿郎設計事務所、施工は三井建設と鹿島建設による共同企業体(JV)、事業主体は三井不動産である。沿革東京倶楽部が経営していた旧・東京倶楽部ビル跡と霞会館(旧・華族会館)の敷地に建設され、1965年(昭和40年)3月18日に起工、1967年(昭和42年)4月18日に上棟し、1968年(昭和43年)4月12日にオープンした。耐震設計として鋼材を組み上げた柔構造を採用している。当時の建築基準法により、31mという高さ制限(いわゆる百尺規制)があったため、当初は9階建てのビルの計画であったが、都市計画法改正(1961年)により導入された特定街区制度を利用して、超高層ビルへ計画変更された経緯がある。日本においてはじめての高層ビルの建設のため苦労も多く、そのエピソードはNHKのテレビ番組『プロジェクトX〜挑戦者たち〜』でも取り上げられた。竣工当時、13階は縁起の悪い数字のため、テナントではなくビル内の空調機器をまとめて配置する機械室として用いられた。非常階段は中央共用部に設置され、火災時の煙が溜まらない構造となっていたが、停電時に自分の位置が分からなくなる可能性があり、また煙の滞留性にも不安が残ったため、後年の京王プラザホテルや新宿三井ビルディングでは非常階段の一部を外部に剥き出しにする構造が採られている。開業当初より最上階36階には展望台「パノラマ36」があり賑わいをみせていたが、1989年にオフィスへ改装された。現在は、35階に東海大学校友会館が入居して、レストラン、宴会場、会議場を運営しており(卒業生などに限らず、一般も利用可能)、このフロアが一般客が利用できる最上階となっている。