郡上おどり運営委員会事務局 3.74

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八幡町島谷228
Gujo-shi, Gifu 501-4222
Japan

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郡上おどりは、水と踊りの城下町:郡上八幡(岐阜県郡上市八幡町)で唄い踊り続けられてきた400年以上の歴史を持つ伝統芸能で、日本を代表する民踊のひとつです。平成8年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。(文化財登録名称「郡上踊」)
ひとたび踊りの輪に加われば、誰でも簡単に踊れる振り付けが特徴で、道路や辻の広場に「おどり屋形」を移動させ、地元の人も観光客も老いも若きも男も女も、お囃子方の登るおどり屋形を囲み、幾重もの輪をつくり踊ります。
郡上おどりは、見る踊りではなく、一緒に踊る踊りなのです。
お囃子は生演奏・生唄。「郡上八幡出てゆく時は雨も降らぬに袖しぼる」という歌詞で有名な「かわさき」を中心に、ゆったりした調子からテンポの早いものまで全部で10種類の踊り(かわさき、三百、春駒、猫の子、さわぎ、甚句、げんげんばらばら、ヤッチク、まつさか)があります。
郡上おどりの期間は、毎年7月中旬~9月上旬の約2カ月の間に延べ30数夜開催され、会場は一晩に一か所ずつ、各町内の縁日祭りにちなんで行われ、ひと夏で市街地を一巡します。
特に有名なのが、お盆の4日間(8/13~8/16)に行われる「徹夜おどり」。この4日間は数万の踊り子が夜を徹して踊り明かします。
お囃子と下駄の音、それに川のせせらぎが重なって情緒豊かに山あいにこだまする郡上八幡の夏の風物詩です。