南区 3.16

Nagoya-shi, Aichi
Japan

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南区(みなみく)は、名古屋市を構成する16区のひとつである。概要名古屋市の南部に位置する。旧東海道(現在では愛知県道222号緑瑞穂線)沿いには、笠寺観音(笠覆寺)や笠寺一里塚などの史跡が残る。「南区」の区名を持つ現存の行政区のうちでは最も古い(現存しない区では大阪市南区(現・中央区)が最古)。地理国道1号を境に、東側は笠寺台地とよばれる丘陵地。西側は山崎川および天白川に沿った平坦な地形で、海抜ゼロメートル地帯も少なくない。 河川:山崎川、天白川、大江川、堀川、新堀川昔は湿地帯が多く大人の身長をこえる芦などが群生し、呼びあいながら方向を確認していた名残の「呼続」なる地名や「大磯」など、現在も古来の地理にちなんだ地名が残る。隣接する自治体・行政区 名古屋市の行政区 港区、熱田区、瑞穂区、天白区、緑区 東海市区内の町名名古屋市の地名#南区を参照。歴史古代、区の東部の笠寺台地は松炬島と呼ばれる島で、中西部および天白川沿岸はあゆち潟とよばれる干潟であった。尾張氏が拠点とした場所のひとつといわれる。中世、製塩が盛んになる。鎌倉古道が通る。江戸時代、区域のほぼすべてが尾張藩の領地であり、南野村(現・星崎)の一部が美濃今尾藩(尾張徳川家の附家老)の領地であった。中西部で新田事業が盛んに行われる。東海道が通る。 1908年4月1日 名古屋市が区制実施(4区発足)。名古屋市南区が発足する。(名前は南区であるが、現在の南区域は含まれない。) 1921年8月22日 現・南区域の愛知郡呼続町および笠寺村が名古屋市南区に編入される。 1937年10月1日 名古屋市が10区制実施。南区から熱田区・中川区・港区・昭和区(一部)が分区。現在の南区が形成される。 1959年の伊勢湾台風では甚大な被害を受けた。