三原城 2.23

広島県三原市城町一丁目
Mihara-shi, Hiroshima 723-0014
Japan

About 三原城

三原城 三原城 is a well known place listed as Military Base in Mihara-shi ,

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三原城(みはらじょう)は、現在の広島県三原市にあった日本の城。国の史跡。2017年(平成29年)4月6日、続日本100名城(172番)に選定された。概要最盛期の構造は、天主台を北(陸側)に頂いた本丸、その東・西・南側に二の丸、そしてそれらの東側に三の丸と東築出、西側に西築出を設けた梯郭式の城であった。さらには海に向かって船入りを開いており、郭を隔てる縦横の堀の重なりも加わると、満潮時にはあたかも海に浮かんだように見えるところから浮城とも呼ばれている。歴史永禄10年(1567年)頃に、小早川隆景によって整備が始められたとされる。小早川隆景は天文19年(1550年)に竹原・沼田・両小早川家を掌握し、翌年には高山城に入城している。その後天文21年(1552年)、沼田川対岸に新高山城を創築し本城とした。弘治元年(1555年)には、厳島の戦いに水軍を率いて毛利勢の勝利に貢献するなど、急速に小早川氏ひいては毛利氏の伸長を図っている。 後に隆景は、現在の沼田川河口の三原湾に浮かぶ小島や中州をつないで、いわゆる砦を築き水軍の拠点とした。これが三原城の原型を成したものと思われ、三原要害とも呼ばれていたようである。当時、新高山城下まで瀬戸内海は深く弯入していたものの、勢力を強める小早川水軍(水運)の差配には、より効率的な運用が期待できるこの地に「三原城」を整備したものと思われる。